千葉県南房総市にある「抱湖園(ほうこえん)」は、元日に咲くことで知られる珍しい桜「元朝桜(がんちょうざくら)」の名所です。
お正月にお花見ができる全国でも珍しいスポットとして、毎年多くの人が訪れます。
冬の澄んだ空気の中で咲く淡いピンク色の桜は、春の桜とはまた違った趣があり、新年の始まりにぴったりの風景を楽しめます。
抱湖園の元朝桜とは
見頃はいつ?元朝桜が咲く時期と開花の特徴
元朝桜の名前の通り、例年の見頃は12月下旬から1月中旬ごろ。
元日を中心に開花することが多く、お正月に満開の桜を見られる年もあります。
品種はマメザクラ系とされ、花は小ぶりで可憐。
寒さの中で凛と咲く姿は、春の華やかな桜とは違い、静かで落ち着いた美しさが魅力です。
抱湖園の元朝桜の由来と歴史
抱湖園は、日蓮聖人ゆかりの地としても知られています。
この元朝桜は、日蓮聖人がこの地で修行していた際に植えたと伝えられており、400年以上の歴史を持つ桜とも言われています。
「元日に花を咲かせた」という言い伝えから「元朝桜」と呼ばれるようになり、今では新春を象徴する存在として大切に守られています。
抱湖園へ行くには
抱湖園へのアクセス方法(電車・車)
電車の場合
JR内房線「南三原駅」からタクシーで約10分。
本数は多くないため、事前に時刻表の確認がおすすめです。
車の場合
富津館山道路「富浦IC」から約30分。
南房総方面のドライブコースに組み込みやすい立地です。
駐車場・入園料・開園時間について
- 入園料:無料
- 駐車場:あり(無料・台数は少なめ)
- 開園時間:特に制限なし(常識的な時間帯の見学がおすすめ)
観光地化されすぎていないため、静かに桜を楽しめるのも抱湖園の魅力です。
元朝桜を楽しむおすすめの時間帯
おすすめは午前中の早い時間。
人が少なく、やわらかな冬の日差しの中で桜をゆっくり鑑賞できます。
晴れた日は青空と淡紅色の桜のコントラストが美しく、写真撮影にも最適です。
また、開花時期は真冬のため、防寒対策は必須です。
- 厚手のコートやダウン
- 手袋・マフラー
- 歩きやすい靴
特に朝夕は冷え込むため、暖かい服装で訪れましょう。
写真撮影のポイントと園内の見どころ
元朝桜は背が低めの木も多く、花を間近で撮影しやすいのが特徴。
背景に空を入れると、冬ならではの澄んだ色合いが映えます。
園内はコンパクトですが、石碑や自然の景観もあり、静かな散策が楽しめます。
まとめ|冬の中に春を探しに行く楽しさ
抱湖園の元朝桜は、
「お正月に桜を見る」という特別な体験ができる貴重な観光スポットです。
南房総市は温暖で比較的早く春がやってくるエリアです。元朝桜を見に行ったついでに、南房総を散策して春を探してみるのも楽しいかもしれません。

